ブリスベンでビジネスを学ぶ選択肢として、サザンクロス大学のBachelor of Businessが注目されています。ゴールドコースト等のイメージが強い大学ですが、現在はブリスベンでも開講。2026年の留学生向け学費は年A$26,000で、AIやデータ分析、会計、起業などを横断的に学べます。本記事では公式情報をもとに、コース内容や学費、英語条件、会計専攻、実務科目を解説します

サザンクロス大学のBachelor of Business基本情報

2026年7月31日時点で大学公式ページに掲載されている主な情報は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 初心者向け補足解説 |
| コース名 | Bachelor of Business | ビジネス全般を学ぶ学部レベルの学士コース(3年制の大学課程)です。 |
| 修業期間 | 3年間(フルタイム) | フルタイム(通学メイン)でしっかり学ぶと3年で卒業できます。 |
| コース構成 | 24ユニット(計288単位) | 卒業までに合計24の科目(授業)を修了する仕組みです。 |
| 主な入学時期 | 3月・6月・10月 ※キャンパスにより異なります | 年に数回入学のタイミングがあります(※ブリスベン校はTerm 3・Term 5など一部時期が対象)。 |
| ブリスベン開講 | あり | ブリスベンキャンパスでも留学生向けに開講されています。 |
| 年間学費 | A$26,000(約300万円) ※1オーストラリアドル=112円 | 1年間(8科目受講)あたりの学費目安です。 |
| 1科目あたり | A$3,250(約36万) | 1ユニット(1科目)ごとの単価です。 |
| 英語条件 | IELTS Academic Overall 6.0以上 (各バンド5.5以上) | 授業を受けるのに必要な英語力基準です。 |
| 標準コース CRICOS | 117759C | オーストラリア政府に登録されている標準コースの識別コードです。 |
| 会計専攻 CRICOS | 117755G | 会計(Accounting)を本格的に学ぶコース専用の登録コードです。 |
| 実務科目 | 最低200時間の体験型学習 | 在学中にインターンシップや企業プロジェクトなどを最低200時間経験できます。 |
ブリスベンキャンパスについては、2026年の公式一覧でTerm 3とTerm 5の開講が掲載されています。入学可能時期や空席状況は変更されることがあるため、出願前に最新情報を確認しましょう。
オーストラリアの大学は、大学ごとに学期の呼び方や入学月が異なります。詳しくは、ブリスベン留学ドットコムのオーストラリア大学の入学時期と進学スケジュールも参考にしてください。
Bachelor of Businessでは何を学ぶ?

サザンクロス大学のBachelor of Businessは、入学直後から一つの専門分野だけに絞るのではなく、ビジネスの主要領域を幅広く学ぶ構成です。
公式ページでは、主に次のような分野が案内されています。
- 会計
- 財務
- マーケティング
- 国際ビジネス
- ビジネスアナリティクス
- 人工知能とビジネス
- 起業・イノベーション
- サステナビリティ
- 組織運営
- キャリア・専門能力開発
「マーケティングだけを学びたい」「データ分析に興味がある」という方でも、最初に会計や財務、組織運営などを含むビジネス全体の仕組みを学べるのが特徴です。
卒業後の職種をまだ一つに決めておらず、大学で学びながら自分の得意分野を見つけたい方にも検討しやすいでしょう。
標準コースとAccounting専攻の違い
現在のBachelor of Businessには、大きく分けて次の選択肢があります。
幅広くビジネスを学ぶ標準コース
標準のBachelor of Businessでは、マーケティング、財務、データ分析、国際ビジネス、AI、起業などを横断的に学びます。
特定の資格取得よりも、企業や組織で幅広く活用できるビジネススキルを身につけたい方に向いています。
会計を専門的に学ぶAccounting専攻
Accounting専攻では、財務会計、管理会計、監査、税務、企業法など、会計専門職に必要な分野を重点的に学びます。
大学公式ページでは、この専攻が次の専門機関から認定を受けていると案内されています。
- CPA Australia
- Chartered Accountants Australia and New Zealand(CA ANZ)
- Tax Practitioners Board(TPB)
ただし、大学のコースを卒業するだけで、自動的に公認会計士や税務資格を取得できるわけではありません。各資格団体が定める実務経験、試験、英語力などの条件を別途満たす必要があります。
会計分野とオーストラリアでのキャリアについては、オーストラリアで会計士を目指す進学ルートもあわせて確認してください。
最低200時間の実務科目が組み込まれている
サザンクロス大学のBachelor of Businessでは、Work Integrated Learningと呼ばれる実務科目が設けられています。
大学公式ページでは、関連する授業と合わせて、最低200時間の実務経験に取り組むことが案内されています。
実務科目の形式には、次のような選択肢があります。
- 企業や団体でのインターンシップ
- 企業課題に取り組む業界プロジェクト
- 起業や新規事業に関する実践プロジェクト
ただし、「希望する企業で必ずインターンシップができる」という意味ではありません。
履修できる形式や受け入れ先は、キャンパス、時期、学生の成績、英語力、受け入れ企業の状況などによって異なります。実習先やプロジェクトは大学の承認を受ける必要があります。
大学選びでは、単に「インターンシップあり」と書かれているかではなく、必修か選択か、最低時間数、企業紹介の範囲まで確認することが大切です。

ブリスベンとゴールドコーストはどう選ぶ?
クイーンズランド州でBachelor of Businessを学ぶ場合は、ブリスベンとゴールドコーストが主な候補になります。
ブリスベンが向いている人
- ブリスベン市内で生活したい
- 都市部の大学環境を希望している
- ブリスベンに住む家族や友人がいる
- 現地で対面サポートを受けたい
- 卒業後もブリスベン周辺での就職を検討したい
ゴールドコーストが向いている人
- 海に近い生活環境を希望している
- ゴールドコースト周辺に住みたい
- 観光やサービス分野にも関心がある
- 大都市中心部とは異なる環境で学びたい
同じ大学でも、キャンパスによって開講時期、授業形式、選べる科目が異なる可能性があります。
家賃や交通費も含め、大学名だけでなく「どのキャンパスで学ぶか」まで決めてから費用を比較しましょう。
2026年の学費は年間A,000

2026年の大学公式ページでは、Bachelor of Businessの国際学生向け年間学費はA$26,000(約300万円)、1ユニット当たりA$3,250(約36万円)と掲載されています。
ただし、留学に必要な費用は授業料だけではありません。
- 住居費
- 食費
- 交通費
- 教材費
- OSHC(留学生健康保険)
- 学生ビザ申請費
- 航空券
- パソコンなどの学習用品
学費は年度ごとに改定される可能性があるため、3年間すべてが同じ金額になるとは限りません。正式な費用は、大学から発行されるオファーレターで確認してください。
大学ごとの費用を比較する際は、オーストラリア大学の学費と生活費も参考になります。
奨学金を利用できる可能性もある

サザンクロス大学では、国際学生を対象とした奨学金や授業料減免制度が案内されることがあります。
奨学金の審査では、一般的に次の項目が確認されます。
- 日本の高校や大学での成績
- 出願するコース
- 入学時期
- キャンパス
- 英語力
- 過去の学歴
- 奨学金の募集期間
奨学金は自動審査される場合と、別途申請が必要な場合があります。金額や対象条件も年度ごとに変わるため、出願時に確認が必要です。
利用できる制度を比較したい方は、返済不要のオーストラリア大学・大学院奨学金一覧をご覧ください。
入学に必要な英語力

Bachelor of Businessの英語条件は、次のとおりです。
- IELTS Academic Overall 6.0
- 各バンド5.5以上
IELTS以外にも、PTE AcademicやTOEFL iBTなど、大学が認める英語試験を利用できる場合があります。
英語スコアが条件に届いていない場合でも、大学付属英語コースや提携語学学校などを経由できる可能性があります。
ただし、英語コースを修了すれば必ず進学できるとは限りません。必要なレベル、出席率、成績、進学保証の条件を事前に確認しましょう。
IELTSの大学進学基準については、オーストラリア大学で必要なIELTSスコアで詳しく解説しています。
日本の高校卒業後に直接入学できる?
日本の高校卒業者が直接入学できるかは、高校の種類、成績、履修科目、卒業年度などをもとに個別審査されます。
確認される主な書類は次のとおりです。
- 高校の卒業証明書
- 高校の成績証明書
- 英語試験の結果
- パスポート
- 大学や専門学校の成績証明書
- 単位認定を希望する場合のシラバス
直接入学の条件を満たさない場合は、Foundation、Diploma、英語コースなどを経由する進学ルートも考えられます。
オーストラリア大学への出願方法は、オーストラリア大学出願の6ステップで確認できます。
日本の大学から単位認定を申請できる?
日本の大学や専門学校でビジネス、会計、経営、マーケティングなどを学んでいる場合は、過去の履修科目について単位認定を申請できる可能性があります。
審査では、次のような点が確認されます。
- 履修した科目名
- 授業内容
- 授業時間数
- 成績
- 履修した時期
- サザンクロス大学の科目との一致度
科目名が似ているだけでは認定されないこともあります。英文の成績証明書だけでなく、授業内容が分かる英文シラバスも早めに準備しましょう。
単位認定が認められれば、留学期間や学費を短縮できる可能性があります。

学生ビザで通う場合の注意点
日本人留学生がオーストラリア国内でBachelor of Businessを学ぶ場合、一般的には学生ビザ(Subclass 500)が必要です。
学生ビザ申請では、主に次の項目を準備します。
- Confirmation of Enrolment(CoE)
- OSHC
- Genuine Student要件への回答
- 学費・生活費などの資金計画
- 英語力や学歴に関する書類
- 健康診断や追加書類
2026年7月時点の学生ビザ申請料金はA$2,500からです。また、授業期間中の就労は原則として2週間で48時間までと案内されています。
制度は変更される可能性があるため、申請前にStudy Australia「Student visa subclass 500」と、オーストラリア内務省「Student visa」を確認してください。
サザンクロス大学のビジネスが向いている人
Bachelor of Businessは、次のような方に向いています。
- ブリスベンでビジネスを学びたい
- 会計、財務、マーケティング、AI、データ分析を幅広く学びたい
- 年間学費をA$30,000以内に抑えたい
- 授業だけでなく実務科目も経験したい
- 会計専門職を目指している
- 3年間でオーストラリアの学士号を取得したい
- 将来の職種を大学で学びながら決めたい
一方、世界大学ランキングや大学ブランドを最優先する方、特定分野だけを集中的に学びたい方は、他大学のビジネス学士も比較した方がよいでしょう。
よくある質問

サザンクロス大学のビジネスはブリスベンで学べますか?
はい。2026年7月31日時点の大学公式ページでは、Bachelor of Businessの留学生向け開講場所としてブリスベンが掲載されています。
2026年の学費はいくらですか?
国際学生向け年間学費はA$26,000です。ただし、学費は年度ごとに変更される可能性があります。
IELTSは何点必要ですか?
IELTS Academic Overall 6.0、各バンド5.5以上が基準です。ほかの英語試験を利用できる場合もあります。
マーケティングや国際ビジネスを専攻できますか?
現在の公式ページでは、標準のBusinessコースでマーケティング、国際ビジネス、データ分析、AI、起業などを幅広く学ぶ構成が案内されています。独立した専攻として明記されているのはAccountingです。
インターンシップは必ずできますか?
最低200時間のWork Integrated Learningがコースに含まれていますが、必ず希望企業でインターンシップができるという意味ではありません。キャンパスや時期によって、企業実習または業界プロジェクトなどの形式が選ばれます。
ビジネスを卒業すれば永住権を取得できますか?
ビジネス学士の卒業だけで永住権が保証されることはありません。卒業後のビザ、職種、実務経験、雇用主スポンサー、州制度などは別途確認が必要です。
まとめ|サザンクロス大学でビジネス学ぶならブリスベン留学ドットコム

サザンクロス大学のBachelor of Businessは、ブリスベンでビジネスを学びたい方にとって比較候補となるコースです。
2026年の年間学費はA$26,000で、IELTS条件はOverall 6.0・各5.5以上です。会計や財務だけでなく、マーケティング、AI、データ分析、起業、国際ビジネスなどを幅広く学べます。
また、最低200時間のWork Integrated Learningが含まれており、授業で得た知識を実務や企業プロジェクトで活用する機会があります。
ただし、キャンパス別の開講時期、奨学金、単位認定、実務科目の形式は学生ごとに異なります。
ブリスベン留学ドットコムでは、サザンクロス大学と他大学の比較、入学条件の確認、学費の見積もり、出願準備についてご相談いただけます。
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