ボンド大学法学部で弁護士を目指す|オーストラリア留学ならブリスベン留学ドットコム

大学/大学院

ボンド大学で法律を学ぶ際、最初に確認すべきは現在の学歴に合うコースです。

現地では日本でいう慶応義塾大学のようにレベルが高いと評価され
高校卒業者はBachelor of Laws、準備期間が必要ならDiploma of Legal Studies、大学卒業者はJuris Doctorが選べます。

ゴールドコーストの私立大学として、少人数制や模擬裁判など実務的な教育を重視しています。進学段階別のコースを分かりやすく整理します。

ボンド大学法学部|進学ルート

ボンド大学で法律を学ぶルートは、現在の最終学歴によって異なります。

現在の状況主な進学先期間の目安コースの位置づけ
高校卒業後に直接法学部へ進みたいBachelor of Laws2年8か月法律を学ぶ学士課程
高校卒業後、大学の学習に段階的に移行したいDiploma of Legal Studies8か月Bachelor of Lawsなどへのパスウェイ
すでに大学の学士号を取得しているJuris Doctor2年大卒者向けの法学専門課程
LLBまたはJDを修了しているGraduate Diploma in Legal Practice8か月法曹登録に必要な実務研修につながる課程

高校生が海外大学へ進学するまでの全体的な準備については、高校生が海外の大学に進学する方法も参考にしてください。

DiplomaとGDLPの違い

名前に「Diploma」が含まれていても、Diploma of Legal StudiesとGraduate Diploma in Legal Practiceでは役割が異なります。

Diploma of Legal Studiesは、主に高校卒業後から学士課程へ進むための準備・編入コースです。

一方、Graduate Diploma in Legal Practiceは、Bachelor of LawsやJuris Doctorの修了後に、法律実務研修を満たすために学ぶコースです。進学する順番を間違えないようにしましょう。

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ボンド大学法学部が注目される3つの理由

1.3学期制で卒業までの期間を短縮できる

ボンド大学は、年間3学期のアカデミックカレンダーを採用しています。

Bachelor of Lawsは8学期、2年8か月で修了できる構成です。オーストラリアの一般的な法学士課程と比べ、早い時期の卒業を目指せることが特徴です。

ただし、短期間で卒業できるからといって、学習内容が少ないわけではありません。休暇を長く挟まずに学期が進むため、継続的に課題や試験へ取り組む必要があります。

入学時期や学期制度の違いについては、オーストラリア大学の入学時期と進学スケジュールで詳しく解説しています。

2.法律知識と実践スキルを一緒に学べる

ボンド大学法学部では、刑法、契約法、財産法、企業法などの法律科目に加えて、次のような実践スキルも学びます。

  • 法律文書の作成
  • 法的な調査と論理的思考
  • 交渉と紛争解決
  • 口頭での主張と弁論
  • 法曹倫理
  • クライアントとのコミュニケーション

キャンパスには模擬法廷が設けられており、Legal Clinics Programを通じて、実務家の指導のもとで法律実務に触れる機会も用意されています。

3.高校卒業後と大学卒業後の両方にルートがある

ボンド大学では、高校卒業者向けのBachelor of Lawsだけでなく、Diploma経由のパスウェイや、大卒者向けのJuris Doctorも提供されています。

そのため、現在の学歴や英語力に応じて、複数の入口から法学を学べます。

高校卒業後に進むBachelor of Laws

Bachelor of Lawsは、主に高校卒業後から法律を専門的に学ぶ人を対象とした学士課程です。

Bachelor of Lawsの基本情報

項目内容
コース名Bachelor of Laws
Program codeLA-40005
CRICOS code093922K
キャンパスGold Coast
期間2年8か月・8学期
英語条件IELTS Academic 7.0、各セクション6.5以上
2026年の留学生向け総学費A$200,320

2026年の学費は、1学期A$25,040、8学期合計A$200,320と案内されています。学費は入学年度や大学の改定によって変わるため、最終的な金額はLetter of Offerで確認してください。

Bachelor of Lawsの入学条件

公式ページでは、学力条件の目安としてATAR 83、IB Diploma 30が示されています。

日本の高校卒業資格や評定で出願する場合は、オーストラリアの成績基準へ換算したうえで個別に審査されます。高校卒業資格だけで自動的に入学できるわけではありません。

英語条件は次のとおりです。

英語試験必要スコア
IELTS AcademicOverall 7.0、各6.5以上
PTE AcademicOverall 65、各Communicative Skills 58以上
TOEFL iBTOverall 94、Writing 24以上、その他20以上

法学部では、判例や法令を読み、論理的な文章を書く力が必要です。入学基準を満たすだけでなく、長い英文を正確に読み取れる準備もしておきましょう。

英語試験の種類や大学進学に必要なスコアについては、オーストラリア留学に必要なIELTSスコアも参考になります。

Diploma of Legal Studiesから法学部へ進むルート

日本の高校卒業後、すぐにBachelor of Lawsへ進むことに不安がある場合は、Bond University CollegeのDiploma of Legal Studiesを検討できます。

Diplomaでは、法律の基礎だけでなく、大学で必要になるリサーチ、レポート作成、プレゼンテーションなどのアカデミックスキルも学びます。

Diploma of Legal Studiesの基本情報

項目内容
コース名Diploma of Legal Studies
Program codeCO-00011
CRICOS code080298C
期間8か月・2学期
学習量80 credit points
主な進学先Bachelor of Laws、Bachelor of Business Law、Bachelor of Jurisprudenceなど

Diploma of Legal Studiesは、対象となる学士課程の最初の2学期に相当する内容で構成されています。

必要な科目と成績条件を満たした場合、Bachelor of Lawsなどの3学期目から学習を続けられる仕組みです。最大80 credit pointsの単位認定が案内されています。

Diplomaを挟むと卒業が大幅に遅れる?

Diplomaで取得した科目がBachelor of Lawsへ認定されれば、学士課程の最初からすべて学び直すわけではありません。

そのため、Diplomaの8か月がそのまま追加され、卒業までの期間が大幅に延びるとは限りません。

ただし、進学先、履修科目、成績、入学年度のカリキュラムによって単位認定は変わります。出願時には、次の項目を確認しましょう。

  • Diploma修了後の進学条件
  • Bachelor of Lawsへ認定される単位数
  • 学士課程修了までの残り学期
  • Diplomaと学士課程を合わせた総学費
  • 希望する入学学期に進学できるか

オーストラリアの単位移行や編入の考え方は、オーストラリア大学編入ガイドでも解説しています。

大学卒業後に進むJuris Doctor

すでに日本や他国の大学で学士号を取得している場合は、Juris Doctorが主な選択肢になります。

Juris Doctorは大学院レベルの法律プログラムですが、一般的な研究型の法学修士とは異なり、法律専門職を目指すための基礎的な法律科目を学ぶコースです。

Juris Doctorの基本情報

項目内容
コース名Juris Doctor
Program codeLA-43055
CRICOS code093923J
期間2年・6学期
対象学士号を取得している人
科目数24科目
学習内容法律基礎科目、実践スキル、選択科目など

Juris Doctorでは、法律以外の分野で取得した学士号でも出願対象になる可能性があります。

法学以外の学部を卒業してから法律分野へキャリアチェンジしたい人や、日本の大学卒業後にオーストラリアで法律を学び直したい人に適したルートです。

日本の法学部を卒業していてもJDを学ぶ?

日本で法学部を卒業していても、日本とオーストラリアでは法制度や資格制度が異なります。

過去の履修内容によっては単位認定の可能性がありますが、日本の法学士号だけでオーストラリアの法律専門職に必要な科目をすべて満たせるとは限りません。

成績証明書と科目概要を提出し、大学による個別審査を受ける必要があります。

Juris Doctorを含む大学院留学の予算については、オーストラリア大学院留学の学費と総費用も確認してください。

ボンド大学卒業後にオーストラリアで弁護士になる流れ

ボンド大学のBachelor of LawsまたはJuris Doctorを卒業しただけで、自動的に弁護士として働けるわけではありません。

クイーンズランド州で法律実務を行う場合、一般的には次の手続きを進めます。

  1. 認定された法律学位を修了する
  2. Practical Legal Trainingまたは認定された実務研修を修了する
  3. Supreme CourtのRoll of Lawyersへの登録を申請する
  4. Practising Certificateを取得する

Queensland Law Societyは、法律学位の修了後に、認定PLTコースまたはSupervised Traineeshipを修了する流れを案内しています。さらに、適格性や人物要件などの審査もあります。

Graduate Diploma in Legal Practiceの役割

ボンド大学のGraduate Diploma in Legal Practiceは、Bachelor of LawsまたはJuris Doctor修了後に、法律実務に必要なトレーニングを行うコースです。

期間は8か月・2学期で、Practical Legal Trainingに該当するプログラムとして提供されています。

ただし、登録要件は州・準州によって異なります。クイーンズランド州以外で働きたい場合は、希望する地域のAdmission AuthorityやLaw Societyで確認してください。

日本の弁護士資格には直接置き換えられない

ボンド大学の法学位やオーストラリアの弁護士資格は、日本の弁護士資格へ自動的に置き換えられるものではありません。

日本で弁護士として活動するには、日本の司法試験や司法修習など、日本の資格制度に基づく手続きが必要です。

将来どの国で法律実務を行いたいのかを明確にしてから、学位と資格取得の計画を立てましょう。

ボンド大学法学部の留学費用

法学部留学では、授業料だけでなく、在学期間中の生活費や保険料も含めて予算を考える必要があります。
1オーストラリアドル112円で計算しています。

Bachelor of Laws

2026年のBachelor of Lawsは、留学生向け総授業料としてA$200,320(約2244万)が案内されています。

高額な学費ではありますが、2年8か月で修了できるため、4年間の学士課程と比較すると、現地で必要になる家賃や生活費の期間を短縮できる可能性があります。

ただし、学習期間が短いことと、留学総額が安いことは同じではありません。学費と生活費を分けて試算しましょう。

学費以外に必要な費用

費用確認ポイント
OSHC学生ビザ期間をカバーする留学生健康保険
滞在費学生寮、ホームステイ、シェアハウスで異なる
教材費大学は教材等の目安として約A$300/学期を案内
Student Services and Amenities Fee授業料とは別に請求される場合がある
学生ビザ申請費申請時点の政府料金を確認
航空券・渡航費繁忙期や出発都市によって変動
初期費用保証金、家具、交通費、通信費など

ボンド大学公式ページでは、教材や文具の目安として約A$300/学期が案内されています。OSHCやその他の費用も含め、Letter of Offer受領後に総額を確認してください。

OSHCの補償内容や選び方は、オーストラリア留学のOSHC保険で確認できます。

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奨学金も出願前に確認する

ボンド大学では、留学生向けの奨学金が募集されることがあります。

対象となる国籍、成績、入学時期、専攻、申請期限は奨学金ごとに異なります。大学への出願後では申請に間に合わないこともあるため、コース選びと同時に確認しましょう。

オーストラリアの大学で利用できる奨学金については、返済不要のオーストラリア大学・大学院奨学金一覧も参考にしてください。

ボンド大学法学部へ出願するまでの準備

出願準備では、次の順番で確認するとスムーズです。

1.現在の学歴からコースを選ぶ

高校卒業後であればBachelor of LawsまたはDiploma、大学卒業後であればJuris Doctorが基本候補です。

2.学力条件を確認する

高校または大学の成績証明書を準備し、日本の学歴で入学基準を満たすか確認します。

3.英語試験を受願期限を決める

希望する学期から逆算し、英語試験、書類翻訳、出願、学生ビザの準備期間を確保します。

5.学費と生活費を試算する

授業料だけでなく、OSHC、家賃、航空券、ビザ、教材費を含めた総額を計算します。

オーストラリア大学への一般的な出願手順は、オーストラリア大学出願の6ステップで解説しています。

ボンド大学法学部に関するよくある質問

日本の高校卒業後に直接Bachelor of Lawsへ入れますか?

日本の高校卒業資格と成績、英語条件が審査されます。

Bachelor of Lawsの英語条件はIELTS Academic Overall 7.0、各6.5以上です。学力条件を満たさない場合や、大学での学習準備が必要な場合は、Diploma of Legal Studiesも候補になります。

DiplomaからBachelor of Lawsへ進めますか?

Diploma of Legal Studiesは、Bachelor of Lawsなどへのパスウェイとして設計されています。

対象科目を修了し、必要条件を満たした場合は、最大80 credit pointsが認定され、学士課程の3学期目から進める可能性があります。

日本の大学を卒業していればJuris Doctorへ出願できますか?

認められた大学の学士号を取得していれば、出願対象になる可能性があります。

法学部以外の卒業者も対象ですが、成績や英語力などの入学条件を満たす必要があります。

ボンド大学法学部を卒業すれば弁護士になれますか?

卒業だけで自動的に弁護士登録されるわけではありません。

法律学位の修了後、Practical Legal Trainingなどの実務研修、Admission手続き、Practising Certificateの取得が必要です。

ボンド大学の法学位で用できますか?

留学生向け奨学金の対象になる可能性があります。

ただし、奨学金ごとに成績、国籍、コース、入学時期、申請期限が異なります。出願前に最新の募集条件を確認してください。

まとめ|ボンド大学へ留学するならブリスベン留学ドットコム

ボンド大学法学部には3つの進路があり、短期間での学習や実践的教育が魅力です。

しかし、高額な学費や厳しい英語要件に加え、卒業後も実務研修や法曹登録が必要です。「卒業すれば国際弁護士になれる」と過信せず、現在の学歴に合うコース選び、入学条件と英語力の確認、学費・生活費の計算、働きたい国の決定、必要な実務研修と資格登録の調べという順番で慎重に進路を整理しましょう。

オーストラリアやブリスベン留学で迷ったら、ブリスベン留学ドットコムへ

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