日本の大学や短大から「オーストラリアの大学へ編入」したい方へ。
本記事では、編入の条件・必要書類・単位移行の仕組み・出願スケジュールまでを、現地エージェントの視点でわかりやすく整理します。
QLD(クイーンズランド)を中心に、実際に多くの学生が利用している大学・カレッジの事例も交えて解説します。
※本記事は一般情報の解説です。ビザの可否判断・法的助言は行いません。制度・要件・費用は更新されるため、最新情報は各大学・政府公式サイト・登録移民アドバイザーでご確認ください。
当社では学校選定・出願・現地生活サポートを専門に行っています。
オーストラリア大学編入とは?特徴とメリット
オーストラリアの大学は世界的に評価が高く、多国籍なキャンパス環境で学べるのが大きな魅力です。
日本で修得した単位を認定してもらうことで、短期間・低コストで学士号(Bachelor)を取得することも可能です。
主なメリットは次の通りです。
- 最短2〜2.5年で学士号を取得できる(多くの学士課程は3年制)
- 英語力と国際感覚を同時に伸ばせる
- 就職・永住権ルートに繋がる分野を選びやすい
- 海外大学卒業資格で日本帰国後の就職にも強い
特にブリスベンやゴールドコーストは留学生受け入れが盛んで、生活コストも比較的抑えられます。
オーストラリア大学編入の条件(英語力・成績・専攻要件)
編入には学歴・英語力・成績などの条件があります。大学・専攻によって細かく異なりますが、代表的な条件は以下の通りです。
学歴・専攻
- 日本の大学・短大・専門学校で修得した単位があること
- 編入先の専攻と近い分野であること(例:経営→ビジネス、情報→ITなど)
英語力
- 一般的な目安は IELTS 6.0〜6.5(各セクション6.0以上)
- 理工・看護・教育系など専門性が高い分野では 6.5〜7.0 を求められることも
- 条件付き入学(EAPコース)や付属語学学校経由も可能
成績(GPA)
- 目安は GPA 2.5〜3.0以上
- 人気専攻(ビジネス・心理・看護など)は高めに設定される傾向があります
英語・GPAともに、出願時に満たしていなくても、条件付きオファーで準備期間を設けられる場合があります。
単位移行(クレジットトランスファー)の仕組みと注意点
単位移行とは?
「Credit Transfer(単位認定)」とは、日本で履修した科目をオーストラリアの大学で同等内容の科目として認めてもらう制度です。
審査で承認されると、卒業までに必要な単位数が減り、期間と費用を短縮できます。
スムーズに移行できる条件
- 日本とオーストラリアで専攻分野が一致している
- シラバス(授業概要)に学習到達目標や評価方法が明記されている
- 成績が合格(Pass)以上である
注意点
- 異分野(例:文系→理工系)への転換は認定が限られる
- 大学によっては「最大移行可能単位数」が設定されている
- 英語版シラバスの提出が必須(翻訳精度も重要)
各大学は独自基準で審査するため、「何単位認定されるか」は正式合格後またはオリエンテーション時に確定します。
編入の手続きと必要書類【出願から合格までの流れ】
出願から渡航までの流れ
- 学校・専攻の選定(出願の約9〜12か月前)
 希望学位・都市・入学時期を決め、必要英語を逆算。
- 書類準備(6〜9か月前)
 成績証明・在籍証明・英語シラバス・パスポート・英語スコアを揃える。
- 出願→合格通知(4〜6か月前)
 条件付き/無条件オファーのいずれかで結果を受領。
- 学費デポジット支払い→CoE発行(3〜4か月前)
- 学生ビザ申請→航空券・住まい準備
- 渡航・オリエンテーション・単位承認確定
必要書類一覧
- 成績証明書(和文+英語)
- 卒業/在籍証明書
- 英語力証明(IELTS/TOEFL)
- 推薦状(専攻により任意)
- 英語シラバス(単位移行審査用)
- パスポートコピー
大学によっては「CV・志望動機書」を追加で求めるケースもあります。
日本の大学からオーストラリア大学に編入する際のポイント
- 同系分野での出願が有利:経営・経済・IT・教育などは単位互換実績が豊富。
- 理系や看護系は追加単位が必要:専門必修が多く、編入後に履修数が増える傾向。
- EAPコース併用が現実的:英語スコアが基準未満の場合、語学+学位パッケージを利用。
- 成績証明・シラバスは早めに取得:在学中にしか発行できないケースもあります。
編入しやすい大学・学部の選び方(ブリスベン中心に解説)
QLD州は教育都市として人気が高く、編入生の受け入れ実績が豊富です。
ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコーストなど、環境も整っています。
代表的な大学例:
- クイーンズランド大学(UQ):ビジネス・経済・心理系で世界的評価
- グリフィス大学(Griffith University):ホスピタリティ・観光・国際関係に強み
- サンシャインコースト大学(USC):少人数制・編入生への柔軟対応
大学ごとに単位互換ポリシーが異なるため、出願前に「過去実績」を確認することが重要です。
編入成功のための準備とスケジュール
オーストラリア大学編入をスムーズに成功させるためには、英語・書類・出願スケジュールの3要素を早めに整えることが鍵です。
出願準備で押さえたいポイント
- 英語スコアの逆算:IELTS6.5が必要な場合、受験は出願の6〜8か月前が理想。
- 単位移行資料の精度:英語シラバスの完成度が結果を左右。
- 奨学金・減免の確認:大学独自の授業料割引(Merit Scholarship)も利用可。
- ビザ・住まい・生活準備:渡航2か月前には保険・住居契約を確定。
ブリスベン留学ドットコムでは、現地到着後の銀行・SIM・住まいサポートはもちろん、
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まとめ:オーストラリア大学編入を成功させるために
オーストラリア大学編入の成功ポイントは、
①英語力の確保 ②単位移行の準備 ③早めのスケジュール設計 の3つです。
3年制で学位を早期取得でき、国際的なキャリアにも繋がる大学編入は、コスト効率の高い留学ルート。
日本での専攻を活かしつつ、海外で学士号を取得するチャンスです。
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