【2025年版】クッカリー(調理)でオーストラリア永住権を目指す|5ステップでわかる現実解

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「調理でオーストラリア永住権(PR)を取りたい」。そんな方に向けて、コース選び → 卒業生ビザ → 実務 → PR までの流れを5つのステップで整理します。
※本記事は一般情報の解説です。ビザの可否判断・法的助言は行いません。制度・要件・費用は更新されるため、最新情報は政府公式および登録移民アドバイザーで必ずご確認ください。当社は学校選定・出願・現地サポートに特化し、ビザ単体のご相談のみは承っていません。


クッカリー留学でオーストラリア永住権を目指すメリット

  • 安定した生活と就労の自由が得られる
    永住権を持つと、滞在期限の制約なくオーストラリアに住み続けられ、どの企業でもフルタイムで働くことができます。長期的なキャリア設計や家族との生活基盤づくりがしやすくなります。
  • 医療・教育などの公的サポートを受けられる
    条件を満たせば、オーストラリアの公的医療制度「Medicare」への加入が可能。お子様がいる場合は、公立学校での学費がサポートされるなど、生活面での安心感が大きくなります。
  • 調理スキルが永住権申請で高く評価される
    オーストラリアではシェフ・調理師の人材不足が続いており、政府の職業リスト(Skilled Occupation List)にも掲載されています。実務経験を積めば、永住権申請時のポイント加算や就労ビザ取得の可能性が高まります。

クッカリー(調理)がPRと相性の良い理由

  • 慢性的な人手不足が続くホスピタリティ領域は、求人が豊富。
  • 卒業後の実務を積み上げやすいため、就労系/Skilled系いずれのルートにも接続しやすい。
  • 店舗オペレーション経験や管理スキルまで伸ばせば、マネジメント職への展開も視野に。

コースと学校の選び方(種類・期間・費用の目安)

主なコース構成

  • Certificate III in Commercial Cookery(基礎〜実技)
  • Certificate IV in Kitchen Management(キッチン運営・監督)
  • Diploma of Hospitality Management(店舗運営・人材・売上管理/接客・飲料知識 など)

一般的には Certificate III → IV → Diploma の**2年相当(登録週数92週以上)**で構成。実習を含むため、学びながら現場力を強化できます。

期間・通学イメージ

  • 専門学校は週2日程度の通学が多く、残りを自習・アルバイト・実習に充てやすいカリキュラムが一般的。

学費の目安

  • Certificate+Diploma 2年:概ね AUD 16,000〜24,000
    (学校・キャンパス・開講月で変動。教材費・実習費別途のことあり)

ビザの考え方(学生 → 卒業生 → PR への設計)

学生ビザ期間

  • 就学しながら2週間で48時間まで就労可。
  • 次のステップ(卒業生ビザ)につなげるため、関連コースを合計92週以上で設計。

卒業生ビザ期間

  • 所定コース・週数を満たし、年齢・英語などの条件をクリアして申請。
  • 特徴:フルタイム就労が可能。在留中に実務・英語・技能審査を進め、就労系 or Skilled系へ橋渡し。
  • 例:調理分野ではTRA等の技能査定フルタイム1年相当の職歴を意識して積み上げるのが王道。

PRへ進む2つの主要ルート

  • 就労系(スポンサー):雇用主ノミネーション+申請者側の条件(関連学位・職歴1年以上目安・英語等)。
  • Skilled系(ポイント制):年齢/英語/学歴/職歴/技能審査の合算。EOI→Invitationの流れ。

どのルートが最短かは年齢・英語力・経歴・都市で変動。個別設計が近道です。


必要スキル・英語・実務の伸ばし方

調理技術+マネジメント

  • 基礎の火入れ・衛生・原価・発注から、ライン統率・教育・在庫管理・シフト設計まで。
  • Kitchen Management/Hospitality Managementの科目で、現場×マネジメントの両輪を鍛える。

英語力

  • 入学目安:IELTS 5.5(Academic)
  • 卒業生ビザや就労で安心なのは6.0〜6.5帯。
  • 厨房内コミュニケーション/衛生・安全の指示語は特に重要。

実務経験(フルタイム職歴)

  • 卒業生ビザ中にフルタイムで1年相当を確保できると、その後の技能査定・スポンサー獲得・ポイント加算に直結。
  • 在学中から現地ネットワーク(アルバイト・実習・イベント)を広げると、卒業後の採用に繋がりやすい。

5ステップで見る「調理→PR」ロードマップ

  1. ゴール設定:PRまでのルート(就労系/Skilled系)を把握
  2. コース設計:調理系で92週以上(Cert III→IV→Diploma)
  3. 学生期の準備:英語強化・現場アルバイト・履歴書/推薦の準備
  4. 卒業生ビザ中:フルタイム就労で実務1年相当+技能査定を前倒し
  5. PR申請:スポンサー獲得 or ポイント充足でEOI→Invitation→申請

よくある質問(FAQ)

Q. 調理とフロア(接客)、どちらを重視すべき?
A. PR観点では調理の技能と実務が中核。接客・飲料の知識は管理・昇格で有利に働きます。

Q. 都市はどこが良い?
A. 求人・賃金・家賃・州指名の有無で比較。自分の英語力と経験で採用確度の高いエリアを選ぶのが現実的です。

Q. 年齢が気になる
A. 卒業生ビザやSkilled系の年齢条件が絡むため、早めのスタートが有利。現在地から逆算した設計が大切です。


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  • 専攻・学校選定(費用・週数・就職見込みの比較)
  • 出願〜入学手続きの代行
  • 現地到着後サポート(携帯・銀行・住まい・初期就活アドバイス)

※ビザ単体のご相談のみは承っていません。法的助言が必要な場合は登録移民アドバイザーへ。

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    まとめ

    • 調理は実務を積みやすく求人が豊富なため、留学→卒業生ビザ→就労→PRに繋げやすい分野。
    • 成功の鍵は、92週以上のコース設計/英語6.0〜6.5帯/フルタイム職歴の確保
    • 個人条件(年齢・英語・経歴)に合わせてルート最適化を行えば、PRの実現性は高まります。

    まずは「今の英語・学歴・年齢・希望都市」から、最短ルートを一緒に設計しましょう。無料相談をご利用ください。

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