オーストラリアのビザ申請方法【2025年最新】種類・申請手順・費用・不許可時の対処をまとめて解説

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オーストラリアへ渡航・留学する際は、滞在期間に関わらずビザが必要です。
現在はほぼすべてオンライン申請に対応しており、流れを押さえれば手続きは難しくありません。

本記事では、主要ビザの種類、申請ステップ、費用の目安、不許可時の対応までを一気に解説します。
ブリスベン留学ドットコムの無料サポート活用ポイントもあわせてご紹介します。

※この記事は一般情報の解説であり、ビザの法的助言ではありません。当社は学校選定・入学手続き・現地サポートに特化しており、ビザ単体でのご相談は承っていません。


オーストラリアで申請できる主なビザ

オーストラリアのビザは、渡航前に申請するものと、現地で条件を満たしてから申請できるものに大別されます。
まずは全体像を把握しましょう。


留学前に申請できるビザ

観光ビザ(ETA/Electronic Travel Authority)

  • サブクラス:601
  • 有効期限:1年(1回の滞在は最長3か月)
  • 就学:最長3か月まで可/就労不可
  • 申請料金:20豪ドル(ETA使用料の目安)
  • 申請場所:オーストラリア国外から

短期の語学留学や下見、親族訪問などに便利。アプリで完結し、最も手軽に取得できます。


学生ビザ(Student Visa)

  • サブクラス:500
  • 有効期限/滞在:最長5年(コースにより異なる)
  • 申請料金:2,000豪ドル(目安)
  • 申請場所:国内/国外いずれも可
  • 主な条件:CRICOS認定校への在籍、OSHC加入、GSステートメント(旧GTE)の提出 など

3か月超の就学は学生ビザが必須。
就学目的が「真に学ぶための一時的滞在」であることを英文で説明するGSステートメントが重要です。


ファースト・ワーキングホリデービザ(First Working Holiday Visa)

  • サブクラス:417
  • 有効期限/滞在:1年
  • 申請料金:670豪ドル(目安)
  • 申請場所:オーストラリア国外
  • 対象年齢:18~31歳未満
  • 就業:同一雇用主で最長6か月まで

就労・就学・観光をバランスよく経験できる人気ビザ。
資金・健康・人物要件の確認を忘れずに。


留学後に申請できるビザ

セカンド/サード・ワーキングホリデービザ

  • サブクラス:417
  • 有効期限/滞在:各1年
  • 申請料金:各670豪ドル(目安)
  • 申請場所:国内/国外いずれも可

一定期間の指定就労(いわゆる「セカンド要件」「サード要件」)を満たすと更新申請が可能です。


卒業生ビザ(Temporary Graduate Visa)

  • サブクラス:485
  • 代表的ストリーム:Graduate Work、Post-Study Work など
  • 有効期限/滞在:18か月(代表例。専攻や学位で変動)
  • 申請料金:2,300豪ドル~(目安)

オーストラリアで所定の学位・資格を修了後、現地で就労経験を積むためのビザ。
永住権ルート検討の土台づくりにも役立ちます。


観光ビザ(ETA)の申請手順(4STEP)

STEP1:申請条件を確認する

対象パスポートの保持、観光・親族訪問などの一時滞在であること(就学は3か月以内・就労不可)、健康・人物要件を満たすことを事前確認します。

STEP2:公式アプリをインストールする

「AustralianETA」をスマートフォンにインストール。
iOS/Android対応。

STEP3:アプリで申請する

案内に沿って、メールアドレス、パスポート写真ページ、本人確認用写真、クレジットカード(ETA使用料20豪ドル)を入力・撮影・決済します。

STEP4:結果を受け取る

多くは即時~数時間で結果が届きます(最大12時間程度かかる場合あり)。
許可後はパスポートデータに電子的に紐づきます。


学生・ワーキングホリデービザの申請手順(5STEP)

STEP1:申請条件を確認する

【学生ビザの主な条件】
6歳以上、CRICOS認定校への入学許可(CoE)、OSHC加入、英語レベル要件、十分な資金、健康・人物要件、GSステートメント(旧GTE)の提出 など。

【ワーキングホリデー(ファースト)の主な条件】
対象パスポート、年齢要件、健康・人物要件、十分な資金、所定保険加入、(国により)英語要件 等。


STEP2:ImmiAccount(移民局オンライン)を作成する

移民局ポータルでImmiAccountを新規作成。
認証メールを確認し、ログインできる状態にします。


STEP3:オンライン申請を作成・提出する

【学生ビザ】

  1. New Application → Student → Student Visa (500) を選択
  2. 規約同意 → 申請フォーム入力
  3. 必要書類(CoE、パスポート、OSHC証明、GSステートメントなど)をアップロード

【ワーホリ(ファースト)】

  1. New Application → Work & Holiday → First Working Holiday (417) を選択
  2. 指示に従い入力・書類提出

※ドラフトは原則30日保存。期限切れ前の提出を。


STEP4:申請料をオンライン決済する

学生:2,000豪ドル、ワーホリ:670豪ドル(いずれも目安/2025年7月時点)
対応支払:クレジットカード(3Dセキュア推奨)、PayPal、UnionPay、BPAY など。
決済完了後、TRN(照会番号)が発行されます。必ず控えを保存しましょう。


STEP5:結果確認・追加対応

審査中に追加情報や健康診断の指示が来る場合があります。
ImmiAccountと登録メールをこまめに確認し、指示があれば期限内に対応してください。
結果はメールおよびImmiAccountで閲覧可能です。


学生ビザ・ワーホリ申請のよくある落とし穴(回避策)

  • GSステートメント(旧GTE)の内容が弱い
    滞在目的の一貫性、帰国後の計画、コース選定の合理性を具体例で説明。テンプレは避け、本人の事情に合わせる。
  • 書類の不備/期限切れ
    パスポート有効期限、CoEの開始日、OSHCのカバー期間(ビザ期間を網羅)を再確認。
  • ドラフト放置
    ImmiAccountの保存期間は30日。提出期限を管理。
  • 支払いエラー
    3Dセキュア未設定カードは失敗しやすい。事前設定を。
  • 健康診断の遅延
    指定病院の予約枠を早めに確保。

ビザが不許可(Refusal)になった場合の対応

  • 再申請(最も一般的)
    多くは記入ミス・説明不足・書類不備が原因。理由を分析し補強して再申請。
  • 審査の見直し申立て(ケース依存)
    不当な判断がある場合、AAT(審査庁)で見直し申請が可能。ただし専門家推奨。
  • 専門家の活用
    入学時期が迫る・就労連続性が必要な場合は現地エージェントの伴走が有効。

ブリスベン留学ドットコムの無料サポート

  • 学校選び/出願サポート(CRICOS認定校)
  • OSHC手配と保険期間の最適化
  • GSステートメント(旧GTE)の方向設計アドバイス
  • ImmiAccount申請チェック
  • 現地到着後の生活立ち上げ(住まい・銀行・SIM・TFNなど)

不備のない申請・スムーズな出発準備をしたい方は、ぜひ無料相談をご活用ください。


まとめ

  • 観光(ETA)、学生(500)、ワーホリ(417)、卒業生(485)など、目的別に適切なビザを選ぶ
  • 学生・ワーホリはImmiAccountでオンライン申請。CoE、OSHC、GSステートメント(旧GTE)などの要件確認がカギ
  • 不許可の多くは説明不足と書類不備。再申請や専門家相談も検討
  • ブリスベン留学ドットコムの無料サポートで安心して申請準備を進めましょう

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