オーストラリアの大学や大学院進学を考えている方の中には、「学費が高そう」「奨学金って使えるの?」と感じる方も多いでしょう。
実はオーストラリアの多くの大学には、留学生向けの返済不要(給付型・減免型)奨学金が用意されており、出願時の自動審査で学費割引が受けられるケースもあります。
本記事では、2026年入学者向けに最新の奨学金情報をまとめ、合格率を上げるための準備ポイントや、出願時の注意点も解説します。
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オーストラリア大学の奨学金制度の基本
出願時に自動審査されるケースが多い
多くの大学では、出願書類の提出と同時に奨学金の審査が行われます。
別途申請が不要な「自動審査型」奨学金も多く、条件を満たせば授業料の10〜50%が自動的に減額されます。
審査基準は「学業成績+英語力」
高校・大学での成績(GPAやWAM)に加え、IELTSなどの英語力基準を満たしていることが求められます。
出願前にIELTS Academic 6.5以上を確保しておくと選択肢が広がります。
返済不要の給付型が中心
オーストラリアの奨学金は日本のように返済義務がない給付型が中心。
授業料からの減免または給付金として直接反映されるため、安心して利用できます。
【返済不要】主なオーストラリア大学・大学院の奨学金一覧
以下は、2026年入学者向けに公表されている代表的な奨学金の例です。
最新情報は必ず各大学公式サイトを確認してください。
クイーンズランド州(QLD)
- University of Queensland(クイーンズランド大学)
UQ International Excellence Scholarship:6,000ドル支給
出願時に自動審査/成績優秀者対象 - Queensland University of Technology(QUT)
International Talent Scholarship:授業料20%免除 - Griffith University(グリフィス大学)
International Academic Merit Scholarship:授業料20%免除 - University of the Sunshine Coast(サンシャインコースト大学)
International Student Scholarship:授業料15%免除(全員対象) - James Cook University(ジェームズクック大学)
International Excellence Scholarship:授業料15%免除 - Bond University(ボンド大学)
Undergraduate Excellence Scholarship:授業料最大50%免除
ニューサウスウェールズ州(NSW)
- University of Sydney(シドニー大学)
Sydney International Student Award:授業料20%免除
Vice-Chancellor’s International Scholarship:最大60,000ドル支給 - University of Technology Sydney(UTS)
Academic Merit Scholarship:授業料15%免除
Academic Excellence Scholarship:授業料30%免除 - University of New South Wales(UNSW)
成績優秀者対象の給付型奨学金あり(要審査) - University of Wollongong(ウーロンゴン大学)
University Excellence Scholarship:授業料30%免除
ビクトリア州(VIC)
- University of Melbourne(メルボルン大学)
留学生向け学費免除奨学金あり(最大50%減額) - Monash University(モナシュ大学)
International Merit Scholarship:年間10,000ドル支給 - Swinburne University of Technology(スウィンバーン工科大学)
International Scholarship(学部20%/大学院30%免除) - Deakin University(ディーキン大学)
International Scholarship:授業料15%免除 - La Trobe University(ラ・トローブ大学)
High Achiever Scholarship:授業料15〜25%免除 - RMIT University(アールエムアイティー大学)
建築・工学・デザイン系で多数の成績優秀者奨学金あり
西オーストラリア州(WA)
- University of Western Australia(UWA)
Global Excellence Scholarship:最大48,000ドル支給 - Curtin University(カーティン大学)
Global Merit Scholarship:授業料20%免除
John Curtin Global Excellence Scholarship:授業料最大40%免除 - Murdoch University(マードック大学)
授業料20〜30%減免の奨学金を提供
南オーストラリア州(SA)・その他地域
- University of South Australia(南オーストラリア大学)
International Merit Scholarship:授業料15%免除 - Flinders University(フリンダース大学)
Kickstart Scholarship:授業料50%・25%・20%免除 - University of Adelaide(アデレード大学)
Group of Eight所属/最大50%減免の成績優秀者奨学金あり - University of Tasmania(タスマニア大学)
Tasmanian International Scholarship:授業料25%免除 - Charles Darwin University(チャールズ・ダーウィン大学)
Global Merit Scholarship:授業料30%免除 - Australian National University(オーストラリア国立大学)
Chancellor’s International Scholarship:授業料25%免除 - University of Canberra(キャンベラ大学)
UC GEMS Merit Scholarship:授業料10%免除
奨学金合格率を上げる5つのコツ
- 高校・大学の成績(GPA)を上げる
基準は多くの大学でGPA 4.5/7.0以上。 - IELTS Academic 6.5以上を早めに取得
入学6〜9か月前が理想。 - 英語シラバスや成績証明を正確に準備
大学によって審査基準が異なります。 - 出願時期を早める
奨学金のラウンド締切前に出願すると採択率が上がります。 - 対象外コースの確認を忘れない
看護・MBAなどは対象外の場合もあります。
出願までの準備スケジュール例
| 時期 | 準備内容 |
|---|---|
| 渡航12〜9か月前 | 志望大学・専攻を決定、必要英語スコアを確認 |
| 渡航9〜6か月前 | IELTS受験、成績証明書など出願書類を準備 |
| 渡航6〜4か月前 | 出願・奨学金自動審査 |
| 渡航3〜2か月前 | ビザ申請・住居契約 |
| 渡航1か月前 | 航空券・保険・生活準備 |
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よくある質問
Q. 成績に自信がなくても奨学金はもらえますか?
A. 全員対象の一律割引制度もあります。出願すれば自動審査されます。
Q. いつまでに出願すれば間に合いますか?
A. 入学の6〜9か月前が目安。大学により締切が異なります。
Q. 奨学金は返済が必要ですか?
A. この記事で紹介しているものはすべて返済不要の給付型です。
Q. 英語力が足りない場合は?
A. 英語コースを経由するパスウェイ入学もあります。条件次第で奨学金併用可能です。
まとめ:奨学金を活用してオーストラリア留学を賢く実現
オーストラリアの大学・大学院には、留学生を対象にした返済不要の奨学金が数多くあります。
出願時の自動審査で授業料の15〜30%が免除されるケースも多く、早めの準備が成功の鍵です。
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